被毛タイプ別に学ぶ、プロ級DIY犬グルーミング

毛質別の専門的な犬の手入れ方法

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友人のラブラドールの被毛はつややかなのに、あなたのプードルはお風呂に入れるたびに巻き毛が絡まるのはなぜだろう、と疑問に思ったことはありませんか?一般的なアドバイスに従い、おすすめのブラシも購入したのに、毛玉や抜け毛、つやのない被毛に悩まされ続けている。実は、すべての犬に同じ方法でグルーミングをするのでは、うまくいかないのです。

まず結論から: 犬のグルーミングを効果的に行うには、愛犬の被毛のタイプに合わせて、お手入れ方法・道具・頻度を調整することが大切です。短毛種は皮膚を中心としたケア、長毛種は毎日のもつれ取り、巻き毛種は保湿と専用のカット、ダブルコートは抜け毛の多い時期にアンダーコートを取り除き、換毛と体温調節をサポートするケアが必要です。

愛情を持って犬を飼っている方の多くは自宅でグルーミングをしていますが、なかなか解決しない悩みを抱えがちです。一般的なオンラインガイドでは、ビーグルの滑らかな被毛とシベリアン・ハスキーの密なアンダーコートのような、大きく異なる被毛の特徴までは考慮されていません。その結果、飼い主さんは frustration を感じ、愛犬にも負担がかかってしまいます。

このガイドは、一般的な基本情報だけではありません。専門家の知見をもとに、愛犬に合わせたグルーミング方法をご紹介します。被毛のタイプ別に正しいお手入れ方法を分かりやすく解説し、それぞれに必要な道具と、実践しやすいお手入れスケジュールもご案内します。

愛犬に必要なグルーミング用品を見つける

何から始めればよいか分からない方もご安心ください。下から愛犬の被毛タイプを選ぶと、おすすめの道具がすぐに分かります!

愛犬の個性豊かな被毛に合わせて、グルーミング方法を見直してみましょう。

犬種に合わせたグルーミングが大切なのはなぜ?

疑問: 「ブラッシングはしているのに、それだけでは足りないの?どうして犬種がそんなに重要なの?」

答え: 被毛の状態によってケア方法が異なる理由を理解すれば、グルーミングは単なる面倒な作業から、愛犬の健康と快適さにつながる、的確で理にかなったケアへと変わります。

犬の被毛は、いわば最初の防御壁です。体温を保ち、日差しや擦り傷から皮膚を守り、さらには仲間とのコミュニケーションにも役立ちます。ただし、被毛の性質は犬によって大きく異なります。短く密で水をはじくラブラドール・レトリーバーの被毛と、カールした毛が一層に生えるプードルでは、必要なケアがまったく違います。

衣類のお手入れにたとえると分かりやすいでしょう。シルクのシャツとウールのセーターを、同じ方法で洗うことはありませんよね。ラブラドールの「洗って着るだけ」のような被毛には、皮脂を行き渡らせ、抜け毛を取り除くための定期的なブラッシングが必要です。一方、プードルの「お手入れに手がかかる」被毛は抜け落ちず伸び続けるため、毛玉やもつれだらけになるのを防ぐには、こまめなトリミングが欠かせません。

どの犬にも同じ方法で対応するよくある間違い

これまで見てきた中で、飼い主さんが犯しがちな最大の間違いは、すべての犬に同じ方法を当てはめてしまうことです。プードルの繊細な毛に刺激の強い抜け毛取り用ツールを使うと、毛が切れたり皮膚が刺激されたりすることがあります。反対に、ジャーマン・シェパードに柔らかい毛のブラシだけを使っても、密生した抜けやすいアンダーコートには対応できません。このようなミスマッチが、過剰な抜け毛、痛みを伴う毛玉、さらには皮膚の感染症などのトラブルにつながります。

短毛の犬種はどうグルーミングすればいい?

疑問: 「うちの犬は短毛だから、グルーミングはほとんど必要ないよね?」

答え: 短毛の犬をすっきり見せ、抜け毛を抑え、皮膚を健やかに保つために欠かせない、シンプルながら重要なケア方法をご紹介します。

ビーグル、ボクサー、グレート・デーンのような短毛種は「お手入れ不要」というのは、よくある誤解です。複雑なカットは必要ありませんが、短毛種のケアでは抜け毛の管理と皮膚の健康維持がポイントになります。毛の生え変わりのサイクルが早いため、思った以上に抜け毛が多いこともあります。

ツヤを出し、抜け毛を抑えるブラッシング

このような犬種には、ラバーカレーブラシが最適です。週に1~2回、しっかりと円を描くように使うと、抜け毛を磁石のように集めてくれます。血行を促し、皮膚本来の油分を行き渡らせる働きもあるため、被毛に健康的な輝きが生まれます。

シャンプーと皮膚の健康

短毛の犬は、シャンプーのしすぎに注意が必要です。毛が少ないぶん皮膚を守る力が弱く、自然な皮脂を洗い流しすぎると乾燥しやすくなります。特に汚れていなければ、通常は2~3か月に1回のシャンプーで十分です。必ず低刺激で保湿力のある犬用シャンプーを使いましょう。

ビーグルのお手入れ例

  • 週1回(10分): ラバーカレーブラシやグルーミングミットで、丁寧にブラッシングします。愛犬との絆を深める時間にもなります。
  • 2週間ごと(5分): 感染症を防ぐため、耳の状態を確認して掃除します。垂れ耳の犬種ではよくあるケアです。
  • 月1回(5分): 爪を切ります。床に爪が当たってカチカチと音がするなら、伸びすぎているサインです。
  • 3か月ごと(20分): 低刺激のシャンプーで全身を洗い、皮膚への刺激を避けるため、すすぎ残しがないようにしっかり洗い流します。

長毛の犬種はどうケアすればいい?

疑問: 「長毛の愛犬の被毛が、もつれて毛玉だらけになるのをどう防げばいい?」

答え: 毛玉ができる前に防ぐための毎日の習慣と必須ツールを知り、愛犬の長く美しい被毛を健やかで扱いやすい状態に保ちましょう。

シーズー、ヨークシャー・テリア、アフガン・ハウンドなどの犬種では、毎日のグルーミングが欠かせません。長く流れるような被毛は美しい一方、放っておくともつれがすぐに痛みを伴う毛玉へと進行します。毛玉は見た目の問題だけではありません。皮膚を引っ張り、通気を妨げ、湿気を閉じ込めることで、深刻な皮膚トラブルにつながることがあります。

丁寧にグルーミングされている長毛のシーズー

毎日のブラッシングともつれ取り

成功のカギは「ラインブラッシング」です。毛を分け、皮膚に近い部分から毛先に向かって、層ごとにブラッシングします。表面をなでるだけでなく、もつれが始まりやすい体に近い部分までしっかり届かせることができます。

表面の毛にはピンブラシが便利ですが、密集した部分のもつれをほぐし、隠れた結び目を見つけるには、スリッカーブラシと金属製の「グレーハウンド」コームが欠かせません。

ヨーキーのように、絹のようになめらかな被毛で知られる犬種は、美しい状態を保つために毎日のケアが欠かせません。この犬種のブラッシングや自宅でのトリミングを身につけるなら、詳しいガイド「 ヨーキーのグルーミングの基本をマスターする方法 」で、専門的なテクニックとお手入れの頻度をチェックしましょう。

シーズーのブラッシング:ステップごとのガイド

  1. 被毛を整える: コンディショニングスプレーや毛玉取りスプレーを、被毛全体に軽く吹きかけます。乾いて傷みやすい毛をブラッシングすると、切れ毛の原因になります。
  2. 狭い範囲から始める: まずは背中や体の側面など、ブラッシングしやすい部分から始めます。作業しない部分の毛は、クリップで留めておきましょう。
  3. ラインブラッシング: 被毛を横に分けます。片手で分け目より上の毛を押さえ、スリッカーブラシで下側の毛を根元から毛先に向かって、やさしくブラッシングします。
  4. コームで確認: 一部分をブラッシングしたら、金属製コームを通します。なめらかに通れば完了です。引っかかる場合は、コームの目の粗い側を使って、毛のもつれをやさしくほぐします。
  5. 繰り返す: この作業を全身に行います。耳の後ろ、脚の付け根、お腹など、こすれやすい部分は特に丁寧にケアしましょう。

この犬種を飼っている方なら、自宅でもショーのように美しく仕上げることは十分可能です。詳しい手順とおすすめアイテムを紹介する、頼れる情報源がこちらの総合ガイド「 シーズーのグルーミングガイド:カットとシャンプー」です。

巻き毛やウェーブ毛はどうお手入れすればいい?

よくある疑問: 「プードルやドゥードルの被毛がいつも広がって、すぐにもつれてしまいます。何がいけないのでしょうか?」

この章でわかること: 巻き毛のお手入れをわかりやすく解説し、もつれを防ぐ方法、毛の広がりを抑える方法、そして理想的な「テディベア」スタイルに仕上げるトリミング方法を紹介します。

プードル、ビション・フリーゼ、そして人気のドゥードル系ミックス(ゴールデンドゥードル、ラブラドゥードルなど)は、一般的な毛(ファー)ではなく、髪のような毛が伸びる犬種です。そのため被毛は伸び続け、通常の意味での換毛はあまりありません。伸びていく柔らかな巻き毛のもつれや毛玉を防ぐことが、お手入れのポイントです。

巻き毛のお手入れは、人のくせ毛のケアに似ています。うるおいを保つことが大切で、強い力でのブラッシングは避けましょう。質のよいコンディショニングスプレーは、ぜひ用意しておきたいアイテムです。

きれいに手入れされた巻き毛のプードル

ハサミ仕上げとバリカン仕上げ

自宅で長さを整える方法は、大きく分けて2つあります。

  • バリカン: アタッチメントコーム付きの電動バリカンを使うと、全体を均一な長さにすばやく整えられます。全身を同じ長さに仕上げる「パピーカット」にも適しています。最初は思ったより長めのアタッチメントコームを使うのがポイントです。短くすることはいつでもできます。
  • ハサミ: 長くてまっすぐ、またはカーブしたグルーミング用ハサミを使うと、自然でなじみのよい仕上がりになります。顔まわりや足先、しっぽなどの形を整えるのに適しています。コームで毛を持ち上げ、その上からカットする「コームオーバーシザー」は、きれいに仕上げるためのプロのテクニックです。

プードルの自宅トリミング:ステップごとの手順

  1. 下準備が仕上がりを左右する: 被毛は完全にブラッシングし、清潔で乾いた状態にしておきます。汚れやもつれがあるままバリカンをかけると、刃が鈍くなったり、犬の皮膚を引っ張ったりすることがあります。
  2. 体のトリミング: #4または#5のアタッチメントコームを付けたバリカンを使い、扱いやすい長さに整えます。毛の流れに沿って動かしましょう。
  3. 脚と顔: 脚には長めのアタッチメントコームを使うと、ふんわりした印象に仕上がります。顔まわりはハサミまたは小型バリカンを慎重に使い、目の周りは視界が確保できるよう、すっきりとラインを整えます。
  4. 仕上げ: カーブしたハサミで足先を丸く整え、「プードル足」に仕上げます。頭頂部の毛やしっぽの形も整えましょう。セニングシザーを使えば、バリカンの跡が目立つ部分を自然になじませられます。

ダブルコートの犬種はどうグルーミングすればいい?

お悩み: 「家中が抜け毛だらけ!ハスキーやゴールデン・レトリーバーの、あのすごい抜け毛をどう対策すればいいの?」

この記事でわかること: ダブルコートを上手にケアする秘訣をご紹介します。トップコートを傷めずにアンダーコートを取り除くための適切な道具や、決してサマーカットにしてはいけない理由もわかります。

シベリアン・ハスキー、ジャーマン・シェパード、ゴールデン・レトリーバー、バーニーズ・マウンテン・ドッグなどは、二重構造の被毛を持つ犬種です。保温の役割を果たす密で柔らかなアンダーコートと、水や汚れをはじく、より長い「オーバーコート(上毛)」で構成されています。こうした犬種は通常、春と秋の年2回、季節の変わり目にアンダーコートが大量に抜ける「換毛期」を迎えます。

ダブルコートのグルーミングでは、古くなったアンダーコートを取り除き、皮膚が呼吸できる状態と、体温を適切に調節できる状態を保つことが目標です。

屋外でブラッシングを受けるダブルコートのハスキー

抜け毛対策に適した道具

まず用意したいのがアンダーコートレーキです。長いピンがトップコートの奥まで届き、浮いたふわふわのアンダーコートをやさしく取り除きます。その後、スリッカーブラシでトップコートを整え、残った抜け毛を取り除きましょう。

ダブルコートの犬を丸刈りにすれば涼しくなる、というのはよくある誤解です。これは危険な思い込みです。被毛を刈ると、寒さからも暑さからも体を守る自然な断熱機能が失われます。さらに、トップコートを傷めてしまい、同じような保護機能を持つ毛が二度と生えてこない場合もあります。

愛犬の被毛のお手入れは一年を通して必要です。特に寒い時期には、冬ならではの注意点があります。厳しい冬の天候から皮膚や肉球を守るために、詳しいガイド 犬の冬のグルーミング:被毛・皮膚・肉球のケアのポイント(2025年版)もぜひご覧ください。さらに暖かさをプラスしたいなら、ひと工夫してみませんか? 犬用の冬服をDIY するチュートリアルでは、古いセーターを愛犬用のオリジナルコートにリメイクする方法をご紹介しています。

シベリアン・ハスキーのグルーミングスケジュール

  • 週1回のお手入れ(20~30分): アンダーコートレーキで丁寧にブラッシングします。被毛が特に厚い首まわり、後ろ足の付け根、胸元を重点的にケアしましょう。
  • 換毛期の「ごっそり抜ける時期」のケア(45~60分、週2~3回): 春と秋は、ブラッシングの頻度を大幅に増やしましょう。この時期は、ゴミ袋いっぱいの抜け毛が取れることもあります。お風呂の後に、風量の強いドライヤーを低温設定で使うと、浮いたアンダーコートを「吹き飛ばす」ように取り除くのにも役立ちます。
  • シャンプー(3~4か月に1回): これらの犬種は、もともと体を清潔に保ちやすい傾向があります。洗いすぎると、被毛を守る皮脂まで落としてしまうことがあります。シャンプーをする際は、皮膚までしっかりすすぎ、完全に乾かして、ホットスポットを防ぎましょう。

ダブルコートの犬種には、それぞれに合ったケアが必要です。ゴールデン・レトリーバーと暮らしている方には、 ゴールデン・レトリーバーの被毛の整え方 のガイドがおすすめです。特徴的な飾り毛や、季節ごとの換毛をケアするための専門的な方法をご紹介しています。

自宅でのグルーミングに必要なものは?

お悩み: 「自宅で愛犬のグルーミングをしたいけれど、高価な道具が多すぎて困っています。本当に必要なものは何ですか?」

この記事でわかること: $100未満で、安全で快適、効率的な自宅グルーミングスペースを作る方法と、愛犬を落ち着かせるためのプロのコツをご紹介します。

専用のグルーミングスペースを用意すると、飼い主さんにとっても愛犬にとっても、より安全かつ効率的にお手入れできます。プロ用の油圧式テーブルは必要ありません。丈夫なテーブルやカウンターの上に滑り止めのバスマットを敷くだけでも十分です。浴室のような囲まれた場所で行えば、後片付けもずっと楽になります。

自宅グルーミングに必要な道具($100未満)

  1. 質のよいブラシ&コームセット($25): 愛犬の被毛タイプに合わせて選びましょう(e.g。長毛にはスリッカーブラシと金属製コーム、ダブルコートにはアンダーコートレーキなど)。 あらゆる被毛タイプに合うおすすめの犬用コーム のガイドを参考にすれば、ぴったりのものを選べます。
  2. 爪切り($15): ハサミタイプとギロチンタイプのどちらでも、使いやすい方を選びましょう。誤って血管や神経の通った部分まで切ってしまった場合に備えて、止血剤を用意しておくと安心です。
  3. 低刺激の犬用シャンプー($15): 人間用のシャンプーは絶対に使わないでください。犬の皮膚にはpHが合いません。
  4. グルーミング用ウェットティッシュ&イヤークリーナー($20): ちょっとした汚れの拭き取りや、日常的な耳のお手入れに使えます。
  5. ごほうび用のおやつをたっぷり($10): ピーナッツバターや小さく切ったチーズ、ジャーキーなどを使うと、グルーミングを楽しい時間にできます。

グルーミング中に犬を落ち着かせる方法

犬が不安になるのは、何をされるかわからない怖さや、過去の嫌な経験が原因であることがよくあります。飼い主さんが落ち着いて接することが何より大切です。

  • 幼いうちから、ゆっくり慣らす: グルーミング用品には少しずつ慣らしましょう。電源を入れていないバリカンのにおいを子犬に嗅がせます。次に1秒だけ電源を入れ、おやつを与えてから電源を切ります。
  • ほめて伸ばす: 落ち着いていられたら、たっぷりほめてごほうび用のおやつを与えましょう。壁に取り付けたリックマットにピーナッツバターを塗ると、気をそらすのにとても役立ちます。
  • 安心できる姿勢で支える: やさしく、しかししっかりと支えましょう。爪切りのときは、犬を横向きに寝かせるか、飼い主さんに背を向けて座らせます。上から覆いかぶさるように立つよりも、犬に威圧感を与えにくい姿勢です。

視覚に障害がある犬など、刺激に敏感なペットには、予測できる穏やかなルーティンを作ることが特に重要です。こちらの 2025年版・目の見えない犬のグルーミングのコツとおすすめ用品 の記事では、不安を感じる犬との信頼関係を築き、安心してもらうための方法を詳しく紹介しています。

犬種や被毛に合わせたグルーミングの頻度は?

よくある疑問: 「犬のグルーミングは、実際のところどのくらいの頻度ですればいいのでしょうか?そのまま使える簡単な目安表はありますか?」

この記事でわかること: このセクションでは、犬種のタイプ別にグルーミングの頻度を比較した、わかりやすい一覧表をご紹介します。無理なく続けられる、効果的なルーティン作りに役立ちます。

大切なのは、一度に徹底して行うことより、こまめに続けることです。長毛種のもつれを防ぐには、月に1回、負担の大きい1時間のケアをするよりも、毎日10分ブラッシングするほうがはるかに効果的です。お手入れの頻度は、被毛のタイプや過ごし方、季節によって変わります。都会で暮らすプードルと、毎週末湖で泳ぐゴールデン・レトリーバーでは、必要なお手入れも異なります。

グルーミングが必要なサインを確認しましょう。毛のもつれができていませんか?被毛がくすんだり、脂っぽく見えたりしていませんか?爪が床に当たってカチカチ鳴っていませんか?これらは、日常のお手入れをするタイミングのサインです。

グルーミング頻度の比較:ゴールデン・レトリーバーとトイ・プードル

お手入れ項目 ゴールデン・レトリーバー(ダブルコート) トイ・プードル(カーリーコート)
ブラッシング 週2~3回 アンダーコート用レーキとスリッカーブラシを使います。換毛期は毎日行いましょう。 毎日 毛玉を防ぐため、ピンブラシと金属製コームを使います。毛をかき分けながら根元から行うラインブラッシングは、週3~4回必要です。
シャンプー 2~3か月に1回 または必要に応じて行います。頻繁に洗いすぎると、皮膚や被毛に必要な自然な油分まで落としてしまうことがあります。 3~4週間に1回 被毛を清潔でうるおいのある状態に保つために行います。コンディショニング成分配合のシャンプーを使いましょう。
カット/トリミング 最小限のトリミング 耳、しっぽ、足の「飾り毛」を6~8週間ごとに整えます。体全体を刈り込むのは避けてください。 4~6週間ごとに全体をカット 毛の形を整え、毛玉を防ぐためです。バリカンやハサミでのカットが必要です。
爪切り 3~4週間ごと。 活発に動く犬は自然に爪が削れることもありますが、それでも定期的な確認が必要です。 2~3週間ごと。 体の軽い犬は、爪がそれほど早く削れません。
耳掃除 週1回の確認。 垂れ耳には湿気がこもりやすいため、定期的な確認がとても大切です。 週1回の確認と掃除。 耳の中に毛が伸びると、汚れがたまりやすくなります。

グルーミングのスケジュールを立てる際は、写真やイラストが大いに役立ちます。季節ごとのケア、特に暖かい時期に合った写真付きの実演や道具選びについては、当店の 犬種別・夏のグルーミングガイドが最適です。

自宅でのグルーミングでよくある失敗とは?

よくある疑問: 「失敗したり、愛犬を傷つけたりしないか心配です。避けるべき大きな失敗には何がありますか?」

この記事でわかること: 自宅でのグルーミングで起こりがちな失敗を取り上げ、安心・安全にお手入れするための、シンプルでプロの現場に基づいた対処法をご紹介します。

どれほど熱心な飼い主でも、失敗することはあります。大切なのは、失敗に気づき、修正し、次に生かすことです。ここでは、私たちが日頃よく目にする代表的な問題をご紹介します。

失敗1:シャンプーのしすぎ、または合わないシャンプーの使用

洗いすぎたり、刺激の強い人用シャンプーを使ったりすると、皮膚に必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥やかゆみ、毛のツヤの低下を繰り返す原因になります。品質の高い犬用シャンプーを使い、犬種に合った頻度で洗いましょう。

失敗2:毛玉をハサミで切り取る

毛玉と皮膚の間にハサミを差し込んで切り取ろうとするのは絶対にやめましょう。毛玉の根元には皮膚が引き込まれていることが多く、愛犬の皮膚まで切ってしまう危険が非常に高くなります。コームと毛玉取りスプレーを使ってもほぐせない場合は、プロのトリマーにバリカンで安全に刈り取ってもらうのが最も安心です。

失敗3:不揃いでギザギザしたラインにしてしまう

ハサミを使う際、初心者によくある失敗が、ギザギザで不揃いなラインを作ってしまうことです。

  • プロの対処法: すきバサミを使いましょう。すきバサミは、片方の刃がギザギザ、もう片方が平らな刃になっています。ひと切れごとに少量ずつ毛を減らせるため、新たにくっきりした線を作ることなく、不揃いな跡を自然になじませられます。失敗したカットを消す消しゴムのようなものです。

失敗4:注意すべきサインを見逃す

グルーミングは、愛犬の健康状態を確認する機会でもあります。お手入れ中に、新しくできたしこり、触ると痛がる場所、皮膚の発疹、寄生虫などに気づくことがあります。見過ごすと、小さな問題が大きくなるおそれがあります。気になる点があれば、必ず獣医師に相談してください。

プロに依頼すべきタイミングを知っていることは、失敗ではなく、責任ある飼い主の証です。ひどい毛玉、攻撃的または極度に不安が強い犬、犬種特有の複雑なカットが必要な場合は、認定トリマーが安全に作業するための道具と専門知識を備えています。

まとめ

愛犬の被毛のタイプに合わせてグルーミングの方法を調整することは、健康と快適さ、見た目を保つために最も効果的な方法です。画一的なお手入れから一歩進み、ただ毛をブラッシングするのではなく、痛みを伴う毛玉を防ぎ、抜け毛を抑え、健康な皮膚を支える、その子に合ったケアを行いましょう。

一貫性のあるオーダーメイドのお手入れ習慣は、飼い主と愛犬の絆を深め、グルーミングを気の重い作業から、楽しみながら続けられる習慣へと変えてくれます。その結果、愛犬はより快適で幸せに過ごせるようになり、飼い主も自信と誇りを持ってお手入れできるようになります。

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よくあるご質問

出血させずに、自宅で愛犬の爪を切るにはどうすればよいですか?

ポイントは、一度にほんの少しずつ切ることです。白っぽい爪なら、血管が通っているピンク色の「クイック」が見えます。白い部分だけを切りましょう。黒い爪の場合は、ごく少量ずつ切り進め、切った爪の中央に小さな黒い点が見えたら、そこで止めます。それが止める目安です。切りすぎて出血した場合にすぐ止血できるよう、必ず止血剤を近くに用意しておきましょう。

愛犬の耳掃除はどのくらいの頻度で行えばよいですか?

ほとんどの犬は、週に1回チェックすれば十分です。汚れや耳垢が見られる場合は、獣医師が推奨する耳用クリーナーを含ませたコットンで、耳道の外側をやさしく拭き取ってください。綿棒を耳の奥まで入れるのは絶対にやめましょう。バセット・ハウンドやコッカー・スパニエルのように耳が垂れている犬種は、感染症を防ぐために、よりこまめなお手入れが必要になる場合があります。

子犬をグルーミングに慣れさせるには、どうすればよいですか?

まずはすぐに始め、短時間で楽しい sessions にしましょう。毎日、足先や耳、口の周りに触れ、おやつやほめ言葉でごほうびを与えます。ブラシやバリカンも、まずは子犬に自由に調べさせてください。バリカンを体に触れさせず数秒だけ動かし、その後におやつを与えます。このように少しずつ刺激に慣らすことで、グルーミング用品は怖いものではないと学習できます。

本当に自宅でプロ並みの仕上がりにできますか?

もちろんです。自宅でのグルーミングとプロの仕上がりを分ける大きなポイントは、準備と適切な道具であることが多いものです。愛犬の被毛に合ったブラシを選び、質のよいシャンプーを使い、カットの前に時間をかけてしっかりブラッシングし、完全に乾かすことで、自宅にいながら素晴らしいプロ並みの仕上がりを目指せます。

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