犬の冬のグルーミング|被毛・皮膚・肉球のケア

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犬の冬のグルーミング:被毛・皮膚・足のお手入れ 2025
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冬のグルーミングは、まず落ち着いて被毛をチェックすることから

寒い季節のグルーミングで大切なのは、決まったスケジュールに従うことよりも、愛犬の被毛や皮膚、肉球、耳、目が何を必要としているかを見極めることです。雪や道路の融雪剤、濡れた被毛、室内の暖房、サイズの合わない服などが、普段のお手入れを難しくすることがあります。まずは慣れ親しんだ暖かい場所で、ブラシやお手入れ用品の匂いを愛犬に嗅がせてから触れるようにしましょう。褒めたり少量のおやつを与えたりしながら、短時間で無理のないお手入れを行い、怖がったり痛がったり、嫌がる様子を見せたら中止してください。

コーネル大学の冬季の安全に関するガイダンス では、寒い季節に必要なお手入れは、犬の大きさや年齢、被毛の種類、健康状態、外気にさらされる時間によって異なると説明しています。すべての犬に当てはまる安全な気温やグルーミングの頻度はありません。愛犬の様子をよく観察し、獣医師のアドバイスを目安にしてください。

やさしくブラッシングして、毛玉は早めに対処する

絡まりやすい部分から被毛を整える

被毛の長さや質感に合った道具で、やさしくブラッシングしましょう。愛犬が慣れている場所から始め、力を入れすぎず、進めながら皮膚の状態も確認してください。耳の後ろ、脚の付け根、首輪の周り、指の間など、湿気がたまりやすかったり服がこすれたりする部分は、特に念入りに見ます。乾いていて、毛がほぐれ、分けやすい被毛なら、雪や雨の中を散歩した後も状態を確認しやすくなります。

  • ゆっくりとブラシを動かし、愛犬を押さえつけるのではなく、落ち着いて協力できたことを褒めてあげましょう。
  • 絡まりを強く引っ張ったり、はさみで毛玉に切り込んだりしないでください。
  • 毛玉が固く絡まっている、広い範囲にできている、または皮膚の近くにある場合は、信頼できるトリマーや獣医師に相談してください。

VCAの被毛ケアに関するガイダンス では、ひどい毛玉には、やさしいブラッシングとプロによるケアをすすめています。自宅でのお手入れ方法を手順に沿って確認したい場合は、こちらの 犬のグルーミング習慣ガイドをご覧ください。

冬の被毛を清潔で乾いた、快適な状態に保つ

汚れたときにだけシャンプーする

冬の被毛は、清潔で乾いており、愛犬の被毛のタイプや暮らしに合っていることが大切です。冬のお手入れが楽になるからといって、被毛を極端に短く刈ったり、剃ったりするのは避けましょう。雪や氷が毛に付着するのを減らすため、肉球の周りやお尻周りを部分的に整えるとよい犬もいれば、別の方法が必要な犬もいます。愛犬の被毛に合った安全なカットについては、プロのトリマーに相談するとよいでしょう。

テラスに座る黒と茶色の犬

雪や雨、みぞれの後は、タオルで被毛を押さえるようにして水分を取り、愛犬が落ち着く前に皮膚や皮膚のしわ、指の間まで乾いていることを確認してください。本当にシャンプーが必要なときは犬用シャンプーを使い、愛犬の被毛や健康状態に合った製品を選びましょう。 バージニア工科大学の入浴に関するガイダンス では、ぬるま湯を使い、十分にすすぎ、目や耳、鼻にシャンプーが入らないようにし、やさしく乾かすことをすすめています。人用シャンプーや強くこする洗い方は犬の皮膚を刺激することがあります。ラベルの見方は、こちらの 犬用シャンプーの成分ガイド を参考にしてください。

冬の入浴頻度に決まった正解はありません。愛犬が汚れたときや洗浄が必要なときに入浴させるか、獣医師の指示に従いましょう。皮膚に炎症や痛み、傷があり、触ると嫌がる場合は自宅での入浴を控え、動物病院に相談してください。

寒い季節の外出後は、肉球をきれいにして状態を確認する

雪や氷、塩、融雪剤などが、指の間や肉球に入り込むことがあります。冬の散歩から帰宅したら、雪玉や切り傷、ひび割れ、赤み、腫れ、足をかばう様子がないか確認しましょう。ぬるま湯で拭くか洗い流して残留物を取り除き、その後、肉球と指の間を乾かしてください。正体のわからない薬品を愛犬が舐めないようにし、凍結防止剤や融雪剤は手の届かない場所に保管しましょう。

オンタリオ州動物虐待防止協会(Ontario SPCA)の冬のグルーミングのヒント では、冬の間に付着したものがないか、肉球周りの毛や爪、被毛を確認するようすすめています。肉球の間の毛が長い場合は、肉球を傷つけないようにトリマーに整えてもらうことができます。愛犬が動いたり、不安がったり、痛がったりしているときは、無理に肉球周りの毛をカットしないでください。こちらの 冬の肉球ケアガイド犬用ブーツガイド では、少しずつ慣らす方法や、サイズの合った製品の選び方を紹介しています。

シャンプーで洗われる巻き毛の犬

愛犬に合った冬用アイテムを選ぶ

犬用ブーツやコートは役立つことがありますが、すべての犬に必要なわけではなく、肉球や被毛のチェックに代わるものでもありません。新しいアイテムは、おやつなどを使いながら室内で少しずつ慣らしましょう。愛犬が自然に動ける、ずれにくいサイズを選び、こすれている部分がないか確認してください。濡れたアイテムは脱がせて、被毛を乾かしましょう。反射素材を使った防水コートは、小型犬やシニア犬、短毛種、寒さが苦手な犬に実用的な選択肢となる場合がありますが、最も大切なのは愛犬が快適に過ごせることです。選択肢のひとつとして、こちらの 防水・反射素材の犬用コート もご覧ください。

グルーミング用品は、愛犬が安全に受け入れられるものだけを使いましょう。 防水仕様の肉球ケア用品 なら、やさしく汚れを落とすのに役立ちます。一方、 静音タイプの爪やすり 肉球を少しずつ触られることに慣れている犬には向いているかもしれません。また、 スプレー機能付きマッサージブラシ は、皮膚が健康な状態で、水やブラッシングを嫌がらない場合にのみ使用してください。これらはあくまで任意のケア用品であり、痛みのある皮膚やけがをした肉球の治療をするものではありません。

ブラッシング・シャンプー・爪のケアを無理なく行うために

ブラシを見る、肩に触れる、片方の肉球を持ち上げる、少し離れた場所でグラインダーの音を聞くなど、小さなステップを犬自身に選ばせましょう。落ち着いてできたら、そのたびにごほうびを与え、逃げたくなる前に休憩させます。犬が無理なく終えられるよう、ケアは短時間にとどめてください。低ストレスな扱いを心がけ、手順を説明し、犬の被毛のタイプに合わせて対応し、休むべきタイミングを判断できるトリマーを選ぶほうが、見た目を約束するだけの人より安心です。

触られることを嫌がる犬の場合は、獣医師や経験豊富なトリマーに、少しずつ慣らしていくケアの進め方を相談しましょう。皮膚、耳、目の異常や、痛みを伴う毛玉については、トリミング中に診断や治療を試みるのではなく、トリマーから獣医療の専門家を紹介してもらうべきです。

診断はせずに、皮膚・耳・目の変化を確認する

グルーミングの時間は、異常を決めつけるためではなく、変化に気づくために活用しましょう。かゆみが続く、赤み、傷、腫れ、いつもと違うにおい、脱毛、出血、耳だれ、目やに、目を細める様子、触られるのを急に嫌がるようになったといった兆候がないか確認してください。乾燥肌や刺激を受けた皮膚にはさまざまな原因が考えられます。 アメリカン・ケネル・クラブの乾燥肌に関する解説 では、症状が見られたら獣医師に相談するよう勧めています。獣医療チームから勧められていない限り、人用のローション、エッセンシャルオイル、手元に残っている薬、薬用製品は使用しないでください。

降る雪の中で抱きかかえられている斑点模様の子犬

獣医師に相談するタイミング

痛がる、かきむしる状態が続く、皮膚が赤い・腫れている、傷口が開いている、出血している、耳や目から分泌物が出ている、急に強いにおいがする、突然毛が抜けた、または変化がなかなか治まらない場合は、獣医師に相談してください。融雪剤や不凍液を口にした疑いがある場合は、すぐに助けを求めましょう。寒さにさらされた後、犬が震えている、力がない、いつもより動きが鈍い、混乱している、凍傷の兆候があるといった場合は、暖かい場所へ移して、速やかに獣医師へ連絡してください。 コーネル大学の寒冷 weather に関する案内 では、凍傷や低体温症が疑われる場合は獣医師の診察を受けるよう勧めています。

冬のグルーミングは、状況に合わせて調整できるケア習慣です。被毛を扱いやすい状態に保ち、肉球を清潔で乾いた状態にし、その犬に合ったウェアやケア用品を選び、触れるときは常に落ち着いて接しましょう。痛そうな変化や普段と違う様子が見られたら、獣医師に相談するのが最も安全です。

冬の犬のグルーミングに関するよくある質問

冬に犬の毛を刈っても大丈夫ですか?
通常、被毛のタイプに応じた特別な理由や専門家の指導がない限り、冬の被毛を極端に短く刈るのは避けましょう。肉球まわりやお尻まわりを部分的に整えるとよい犬もいますが、適したトリミング方法は被毛のタイプによって異なります。

冬はどのくらいの頻度で犬をシャンプーすればよいですか?
すべての犬に当てはまる間隔はありません。汚れを落とす必要があるとき、または獣医師の指示に従ってシャンプーし、その後はよくすすいで、被毛と皮膚をしっかり乾かしてください。

人用の保湿剤やシャンプーを使ってもよいですか?
犬用に作られた製品を使い、皮膚に刺激やひび割れがある場合は獣医師に相談してください。人用製品、エッセンシャルオイル、犬への使用を勧められていない薬用製品は避けましょう。

犬にブーツや冬用コートは必要ですか?
保護用のウェアがあると快適に過ごせる犬もいれば、必要としない犬もいます。ブーツやコートは少しずつ慣らし、サイズが合っているか、皮膚に異常がないかを確認し、濡れたり擦れたりするものは外してください。

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