犬と猫に合うペットベッドの選び方

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グレーのクッションの隣にある白いふわふわのペットベッドで横になる黒い犬

適切なペットベッドとは、愛犬や愛猫が、今あるスペースで自分から進んで快適かつ安全に使えるものです。犬や猫はみな同じ姿勢で休むわけではないため、見た目だけで選ぶのではなく、まず寝姿と使えるスペースを確認しましょう。そのうえで、ご家庭に合う形状、詰め物、カバー、温度、出入りのしやすさ、お手入れのしやすさ、安全面を比べて選びます。

まずは愛犬・愛猫の寝姿を確認しましょう

購入前に、愛犬・愛猫が何度か昼寝する様子を観察しましょう。体をぎゅっと丸めて眠る犬には、縁のあるベッドや囲まれた形が向いているかもしれません。一方、手足を伸ばして眠る犬には、寝返りを打てるゆったりとした幅広の寝面が必要です。猫は、開けた場所で伸びて眠ることもあれば、囲まれた場所で丸くなることもあります。大切な手がかりは、猫が自分から選ぶ場所です。どの子にも合うと謳う表示だけで判断しないようにしましょう。

明るいリビングでクッション性のある縁付きベッドに横たわるゴールデンレトリバー

犬の場合は、壁にもたれる、ブランケットの下にもぐる、涼しい床の上で体を伸ばす、頻繁に姿勢を変えるといった様子があるかを見てみましょう。猫の場合は、好む場所が高いところか、隠れられる場所か、周囲が開けているか、逃げ道の近くかを確認します。隠れ場所を好む猫には、屋根付きベッドが落ち着けるプライベートな空間になることがあります。ただし、周囲が見渡せて出入りしやすい場所を好む猫に無理に使わせてはいけません。

外寸だけでなく、実際に眠れるスペースを測りましょう

愛犬がいつも使う姿勢で休んでいるときに測ります。犬の場合は、鼻先から尾の付け根までの長さを測り、体を伸ばしたり姿勢を変えたりできるよう、およそ6~12 inchesを足します。 Petcoの犬用ベッドガイド でもこの余裕を持たせるよう勧めています。また、 RSPCAは、自然な寝姿勢をすべて取れる大きさのベッドを選ぶよう案内しています。愛犬が斜めに手足を伸ばして眠る場合は、丸まった状態ではなく、より長い方の寸法を基準にしましょう。

長方形のペットベッドで休むキジトラ猫の体を測る人

猫の場合は、力を抜いて最も長く伸びた状態の長さを測り、縁を乗り越えずに中で向きを変えられる十分な幅があるか確認します。壁や巻き上げた縁、入口のあるハウス型では、外寸だけでは実際に使える広さがわかりにくいことがあります。複数のペットがいるご家庭では、それぞれ別に測りましょう。一緒に寝ることを選ぶペット同士なら1つのベッドを共有できる場合もありますが、競争せずに行ける場所をそれぞれに用意してください。

注文する前に、設置場所の床面積だけでなく、出入り口の幅や最終的な設置場所までの通り道も測りましょう。人がベッドの周りを歩けるように、またペットがそこから離れられるように、十分なスペースを残します。ペットには合っていても、ドアや暖房器具、狭い通路をふさいでしまうベッドは、ご家庭には適していません。

愛犬・愛猫に合う形を選びましょう

ベッドの形は、寝心地だけでなく、ペットが使いやすいかどうかにも影響します。

  • オープンタイプのマットレス・フラットパッド: 手足を伸ばして眠る犬や猫がゆったり伸びられ、寝面全体を見渡せます。囲まれた空間が苦手な子も近づきやすい形です。
  • ボルスター・縁付きタイプ: 丸まって眠るペットが寄りかかれる縁があり、ブランケットをずれにくくするのにも役立ちます。ただし、縁の高さによって出入りしにくくなっていないか確認しましょう。
  • ハウス型・屋根付きベッド: もぐるのが好きな子や、囲まれた場所を選んで休む猫に、暗くて落ち着ける空間を提供します。入口がしっかり安定していて、中で向きを変えられる十分な広さがあるものを選びましょう。
  • ラウンド型・ドーナツ型: 体の周りをやわらかな縁で囲まれるのが好きなペットに向いていますが、縁の分だけ寝面が狭くなるため、内側の広さを測って選びましょう。
フラットベッドで体を伸ばすゴールデンレトリバーと、屋根付きベッドで丸くなるキジトラ猫

おもちゃを運んだり、掘るようなしぐさをしたり、噛んだりする犬には、より丈夫なカバーや、ゆるいひも・取り外し可能なパーツのないデザインが必要かもしれません。猫は高い場所や見晴らしのよい場所を好むことがありますが、ベッドは安定していて、飛び降りた先が滑りやすい場所にならないように設置してください。犬と猫で同じ形にする必要はありません。最適なのは、その子の普段の習慣に合うベッドです。

詰め物、カバー、お手入れのしやすさを比べましょう

詰め物によって、体を支える感触は変わります。ふわふわした素材や柔らかな詰め物は、包み込まれるような寝心地です。密度の高いクッションは、しっかりした寝面を好むペットの体をより均一に支えます。これらはあくまで寝心地の好みに関する特徴であり、医療上の効果を示すものではありません。獣医師から関節や痛みについて診断を受けている場合は、商品表示だけに頼らず、適切な寝面や出入りの高さについて相談しましょう。

取り外して洗えるカバー、お手入れ表示に従える仕様、そしてペットの習慣に合った丈夫な縫い目を選びましょう。 AKCのお手入れガイド では、洗う前に毛を取り除き、無香料でペットにも使える洗剤を使用し、ベッドを完全に乾かすよう勧めています。洗う頻度は、使用状況、被毛、屋外で過ごす時間、粗相、アレルギーなどによって異なります。決まった交換時期だけを目安にせず、ベッドを定期的に点検しましょう。詰め物が湿ったままになる、カバーが破れる、ベッドを十分に清潔にできなくなるといった場合は、交換または修理してください。

手間を抑えてお手入れするなら、必要に応じて洗えるブランケットをベッドにかけ、まず掃除機で抜け毛を取り除き、ペットを戻す前にすべての部分を乾かしましょう。刺激に敏感なペットが嫌がることのある強い香りは避けてください。香りを強くつけたベッドよりも、清潔でしっかり乾いたベッドの方が快適に使えます。

温度と設置場所も考えましょう

屋根付きベッド、厚みのある縁、または暖かく洗えるマットは、涼しい時期にすきま風のない場所を好むペットに向いているかもしれません。オープンタイプや脚付きのベッドは、暑がりのペットや室温が上がりやすい部屋で空気がこもりにくくなります。 RSPCAは、夏には涼しいタイプの方が快適な場合があると案内しています。季節や室温が変わるときは、1つのベッドですべてに対応しようとせず、選べる環境を用意しましょう。

ベッドは、直接風が当たる場所、ラジエーターなどの暖房器具、頻繁に人が出入りする場所、大きな音の出る家電の近くを避けて置きます。温熱機能付きの商品を使う場合は、説明書に従い、コードに傷みがないか確認してください。ペットを長時間、熱源のそばに置いたままにしないでください。ペットがベッドから簡単に出られ、危険な場所を通らずに水を飲みに行けるようにしましょう。

出入りのしやすさ、動きやすさ、ご家庭での安全性を考えましょう

低くてまたぎやすい縁は、小型犬やシニアのペット、動きに制限のある子にとって使いやすいことがあります。滑りにくく安定した底面は、滑らかな床の上でベッドがずれるのを防ぐのに役立ちます。ベッド自体に滑り止めがない場合は、下にラグを敷くとグリップ力を補えることがあります。通り道をふさがないようにし、スロープや小さなステップを使う場合は、その子に合っていて安定しているかを確認してください。急に登る、立つ、横になることを嫌がるようになった場合は、単に柔らかいベッドを買うのではなく、獣医師に相談しましょう。

猫の場合は、安心して休める場所でありながら、閉じ込められたようにならないことが大切です。 FelineVMAの環境ニーズに関するガイダンス では、猫に安全に休める場所を複数用意し、脅威を感じる可能性がある場所では、少なくとも2方向から出入りできるようにすることを勧めています。複数の猫がいる家庭では、休める場所を分けることで、1つの場所をめぐる緊張を和らげられます。出入り口が1つしかない場所を別のペットが見張れるような位置には、屋根付きベッドを置かないでください。

ペットの目線で部屋を見渡してみましょう。電気コードを固定し、洗剤や薬は手の届かない場所に保管し、ペットが噛みそうなほつれたひもは取り除き、不安定な家具のそばにはベッドを置かないでください。 AAHAの運動機能に関するガイダンスでは、 滑りにくく安定した足場、使いやすい寝具、そして静かで守られた休息場所を、実践的な環境面の配慮として挙げています。ベッドは安全に休める環境づくりに役立ちますが、痛みや力の低下、呼吸の変化、突然の行動変化が見られた場合に、診察の代わりになるものではありません。

現在選べるベッドの形状を比較する

好みの形状と使えるスペースがわかったら、表示されているサイズや機能をもとに、次の選択肢を比較してみましょう。

  • Snuggle Haven Deluxe Pet Bed 」は、洞窟型の形状、立ち上がりのある縁、クッション性のある底面、取り外して洗えるカバー、滑り止め付きの底面を備えています。表示サイズは16から40 inchesまであるため、ペットのサイズと内側の寝るスペースを照らし合わせて確認してください。
  • Plush Haven Calming Pet Bed 」は、ふわふわの表面と縁にクッションが入った形状で、表示サイズは40 × 30 cmから122 × 85 cmまであります。商品名に「calming(落ち着く)」とあるかどうかではなく、実際に使える面の広さと、ペットが好む囲まれ具合で選びましょう。
  • Calming Donut Pet Bed - Plush & Washable 」は、丸く立ち上がった縁があり、表示直径は40から90 cmまでです。内側の広さを測り、寝返りを打ったり向きを変えたりできる余裕を持たせてください。
  • 飼い主とペットが一緒に使える人サイズの犬用ベッド 」は、犬専用のフロアベッドで、表示サイズは65 × 39.4 inchesと72.8 × 47.2 inchesです。この大きめの共有スペース向けのベッドを選ぶ前に、設置する部屋、出入り口、通路の幅を測っておきましょう。

商品のサイズや在庫状況は変わることがあるため、注文前にサイズの選択肢とお手入れ方法を再度確認してください。表示されている機能だけでは安全面や動きやすさに関する疑問が解消できない場合は、推測で判断せず、メーカーまたは獣医師に相談しましょう。

そのベッドがペットに合っているか確認する方法

ペットが調べる時間を与え、ベッドに乗せずに様子を観察しましょう。ペットに合ったベッドなら、いつもの姿勢で横になったり、向きを変えたり、立ち上がったり、無理なく出たりできます。ベッドを何度も避ける、縁から体がはみ出す、息が荒くなる、カバーを引っかく、硬い床を選ぶといった様子が見られる場合は、形状、温度、置き場所、表面の素材が合っていない可能性があります。一度に1つの条件だけを変えて、ペットの好みを確かめてみてください。

快適さの感じ方はペットによって異なります。日中は開放的なベッド、夜は縁のあるベッドを好む犬もいれば、高い場所と静かな床置きベッドを行き来する猫もいます。安全な選択肢を用意し、清潔で乾いた状態を保ちながら、最終的にはペットの行動をもとに選びましょう。

飼い主からよくある質問

犬と猫は同じタイプのベッドを使うべきですか?

同じ家庭で暮らすことはできますが、同じベッドを使う必要はありません。犬の体の大きさと寝姿勢に合うものを選び、猫にはプライバシーの確保、高さ、逃げ道の好みを考慮しましょう。習性が異なる場合は、それぞれに別の選択肢を用意してください。

犬にはどのくらい余裕のあるスペースが必要ですか?

犬が休んでいる状態で、鼻先から尾の付け根までを測り、そこに約6から12 inchesを足してください。体を大きく伸ばして寝たり、姿勢を変えたりする犬には、自然に寝ているときの最大の長さを基準にしましょう。

猫には屋根付きベッドのほうが必ず良いのでしょうか?

いいえ。囲まれた空間を選ぶ猫もいれば、部屋全体を見渡せる場所を好む猫もいます。屋根付きベッドは、安定した適切な大きさの出入り口があるものを選び、猫に無理に使わせないでください。ほかのペットが近づく可能性がある場所では、出る方向を1つだけにせず、複数の逃げ道を用意しましょう。

柔らかいベッドで、運動機能や関節の問題を改善できますか?

清潔で安定し、出入りしやすいベッドは休みやすさにつながることがありますが、病気や不調を診断・治療するものではありません。新たに体がこわばる、痛がる、力が入らない、起き上がりにくいといった様子が見られたら、獣医師に相談し、床面の硬さや出入りのしやすさについてアドバイスを受けてください。

ペットベッドはいつ交換すべきですか?

濡れた状態が続く、適切に洗ってもにおいが残る、中綿が露出している、破れが危険な状態になっている、滑って動く、ペットが快適に使えなくなったといった場合は交換しましょう。洗えるカバーと定期的な点検で使える期間を延ばせることもありますが、安全を最優先にしてください。

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